Berry
ベリー


ベリーがサンクチュアリにやってきたのは2024年1月。野良として発見され、「Yuma Purr Project」によってレスキューされました。
生まれつき後ろ足が内側に曲がっているという特徴があり、その独特のフォルムと歩き方は、まさに“ベリーらしさ”そのもの。でも、そんな個性たっぷりな体でも、生活に支障はゼロ!毎日を元気いっぱいに過ごしています。
一番のお気に入りは……箱!大きな箱、小さな箱、紙が詰まってる箱、猫用トンネル、とにかく全部大好き。ほしい物リストからプレゼントが届くときは、まるでベリーの誕生日。紙をカシャカシャやって遊ぶ姿は、動きが鋭く、こちらまで楽しさが伝わります。
基本的には、ひとり時間をこよなく愛するタイプ。キャットタワーの高いところで、静かに、のびのびと“ぶら下がって”います。そう、ベリーのちょっぴり不思議な体つきだからこそできる、まさに“本気のぶら下がりスタイル”です。
そして実は、「ベリー」という名前にはちょっとした由来が。
ベリーって、沢山ある中の一粒くらいやたら酸っぱい子がまぎれてることありませんか? 甘いベリーたちの中に潜む、ひときわ刺激的なあの子。まさにその雰囲気が、うちのベリー。
それでもじわじわと完熟し、甘えん坊な一面も見せてくれるようになりました。ベリー流のご挨拶は、手や顔をくんくんと丁寧に嗅ぐこと。じっくりと観察して、「この人、信用してもいいかな」と思ってくれたら、心のドアを少し開いてくれます。
まわりに流されることなく、自分らしく生きるベリー。この世界に「色んなベリーがいていいんだよ」と教えてくれる、ちょっぴり酸味のきいた大切なサンクチュアリの一員です。

