Bibi
ビビ


ビビがサンクチュアリにやってきたのは2023年12月。両目に感染症を抱えた状態で野良として保護され、両目の摘出手術を受けました。出会った当初はちょっぴりツンとした一面も見せていたビビですが、今ではその「ツン」の中に隠れていた「デレ」が顔を出し、すっかり甘えん坊のかわいい女の子に成長しました。
そして何より特筆すべきは…なんと彼女、キャットホイールを唯一使ってくれている存在なんです!あの300ドルのホイールが、高いインテリア家具にならずに済んでいるのはビビのおかげ。ごはん前には毎回せっせと回して、「早くごはん〜!」と全身でアピールしてくれます。
他にも、ボールタワーのおもちゃで遊ぶのが大好きで、楽しそうにカシャカシャと音を立てながら過ごしています。ちょっとユニークなのは、ビビが他の盲目の猫たちとは違って、嗅覚や聴覚よりも前足を器用に使って周囲を探るところ。ごはんの位置や人の気配を、まるで手で“確かめる”ようにして見つける姿は、とっても健気で愛らしいんです。
そして彼女のチャームポイントといえば、あのふわっふわのしっぽ。いつもピンと立てて歩くその姿はまるで自信たっぷりな小さな女王様。可愛らしく、でも逞しいビビにメロメロになる事間違いなしです。



