Boo
ブーちゃん
ブーちゃんがサンクチュアリにやってきたのは2024年6月。子猫の頃に一度里親さんが決まったものの、1年以上経ってから保護施設に戻されてしまいました。
子猫の頃ははスイマー症候群を抱えていましたが、見事に回復。そして両目に小眼球症がある状態で生まれてきました。その後、心雑音(グレード4/6)と心筋症という診断も受けましたが、ブーちゃんはそんな困難にも負けず、まぶしいくらいの存在感を放ってくれています。体重は堂々の8キロ超えで、サンクチュアリで一番大きな猫。でもその大きさとは裏腹に、性格は「超」がつくほどおっとりで優しく、癒し系。
こんなに存在感たっぷりなブーちゃんですが実は、かくれんぼがとっても得意。静かな隅っこや暗がりを見つけて、そっとお昼寝している姿を見ると 思わず笑みがこぼれます。
気持ちのいい晴れた日は、日向でゴロンと転がって、日差しを浴びたり、土の上で気持ちよさそうにスリスリしたり。まるで自然とひとつになってるみたいに、のびのび過ごすのが大好きなんです。
そんなブーちゃんは、私が信じている“すべての命の美しさ”を体現してくれている存在。
どんな形でも、どんな見た目でも、それぞれの魅力と価値がある──そう教えてくれるような、ふわふわで優しい、宝物です。



