Dusk

ダスク

ダスクがサンサンにやってきたのは、2024年の7月。地域でTNR活動をしている方から連絡をもらったのがきっかけでした。数匹の子猫の保護に3日間かかり、その中でも一番状態が深刻だったのがダスク。

真夏のアリゾナの猛暑の中、左目は破裂し、右目は炎症、真菌症にかかり、痩せていて、怯えた表情で生き延びていた小さな彼の姿は、今でも忘れられません。

そんな彼が今では──サンクチュアリの中でもすっかり自信に満ちた社交的な猫になり、たくさんの猫仲間と楽しそうに過ごしています。左目も落ち着き、あの頃の不安そうな顔はどこへやら。

そして、彼の一番の親友は…なんと、犬のチャウダー!
猫同士の遊びの合間にもチャウダーのもとへ駆け寄り、夜はチャウダーのそばでフミフミしながら眠りにつくのが日課。


アリゾナの過酷な暑さを生き延びたその強さと、今を楽しむ無邪気さ。「こんなに元気に、楽しそうに過ごしてくれてありがとう」──そんな気持ちを毎日プレゼントしてくれる、陽だまりのような存在です。