Kona
コンちゃん


コンちゃんは、ホテルの近くで迷子になっていたところを心優しいスタッフに保護され、2022年7月にサンサンへやってきました。保護当初は両後ろ足にひびが入ってた痕があり、正しく治癒しなかったものの、時間をかけて驚くほどの力をつけてくれました。
コンちゃんは中程度の小脳形成不全(英語では "cerebellar hypoplasia")があり、サンクチュアリで最も小柄な子(たったの約2kg!)ですが、その小さな体からは想像もつかないほどの大きな声で鳴きます。小脳形成不全の猫は酔っ払っているかのようにふらふらと歩いたり、頭が揺れてしまったりするのが特徴ですが、コンちゃんはそんな体でもお日さまの光を浴びるのが大好きで、裏庭のお散歩も楽しんでいます。時間はかかるけれど、ちゃんと自分の力でやり遂げるんです!
さらに、時には遊び心が爆発して走り回ることもあります。でも、ちょっぴり狙いがズレちゃうんですよね(笑)。動きはスローでぐらぐらしていても、その愛くるしい性格と超頑張り屋さんな姿で、あっという間にみんなの心をつかみます。小さな体に大きな魅力を詰め込んだ、愛おしいサンサンの一員です!


