Orion

オリオンは 2022年4月、ツーソンの保健所からサンキャッチャーサンクチュアリへやってきました。彼と母猫、そして兄弟たちは大きな犬2匹に襲われるという悲しい出来事を経験しました。幸い、全員が命を取り留めましたが、オリオンはその影響で下半身不随となりました。

サンサンで初めて迎えた麻痺のある猫として、オリオンは特別な存在です。トイレのお手伝いが必要ですが、オリジナルの歌を歌うと、コロンとひっくり返ってお腹を見せてくれるんです。そのおかげで、お世話もとてもスムーズにできるんです。撫でてもらうのが大好きで、特にお気に入りのポイントを掻いてもらうと、うっとりしながらよだれを垂らしてしまうほどリラックスします。

サンサンでは、すっかり"お兄ちゃん"のような存在になり、新しくやってくる仲間を優しく迎え入れてくれます。小さな子たちのそばに寄り添い、毛づくろいをしたり、一緒に遊んだりする姿は、本当に心温まるものです。

オリオンのたくましさと甘えん坊な一面は、毎日たくさんの笑顔を届けてくれます。

保健所にいたときの写真