Sofia

ソフィア

ソフィアがサンサンにやって来たのは2023年2月。文字通り実際の距離だけでなく、心の面でも長い旅を経てここにたどり着きました。ブルガリア出身のソフィアは、BB弾で撃たれてしまい、下半身が麻痺してしまいました。地元の優しい人に救出され、彼女が安心して暮らせる場所を探す中で、サンサンに辿り着いたのです。

当初、ソフィアは人や他の猫との関わりを一切拒み、警戒心が強く、距離を置くことを決めているようでした。しかし、一年半の時間・忍耐・そして沢山の愛情を経て、心を少しずつ開いてくれました。今では信頼する人から撫でられることを受け入れるようになり、時には自ら求めることもあります。さらに、稀ではありますが、訪問者にそっと心を開いてくれることもあります。

そんなソフィアが絶対に心を許すもの…それはマタタビ!ただ楽しむのではなく、まるで夢見心地のように転がり回り、全身で充実した時間を満喫します。その姿は、見ているこちらまで笑顔にしてくれるほど。

気まぐれで慎重な彼女だけれど、だからこそ、心を開いてくれる瞬間が何よりも尊く感じられるのです。

サンサンへ来た初日!トイレに隠れていました。

大好きなマタタビと。