Wilbur

ウィルバー

ウィルバーがサンキャッチャー・サンクチュアリにやってきたのは、2023年11月のこと。ピンクのいちご柄の首輪をつけたまま、アパートの外で泣いているところを保護され、保健所を通じて私たちの元に来ました。こんなに可愛い見た目とは裏腹に、彼の体にはいくつかの課題がありました。

左目は小眼症で視力がなく、右目にはまぶたの形成異常(眼瞼欠損)があり、まつ毛が角膜に触れて痛みを伴っていました。左目は摘出手術を受け、右目には矯正手術が施されました。右目は今でも少し小さく、視力も完璧ではありませんが、ウィルバーにとってはそれが何だっていうの!という感じで、毎日を思いっきり楽しんでいます。

さらに、膀胱に粘液が詰まる尿路の問題もありましたが、現在はサプリメントで管理されています。最初は少し繊細で弱弱しかったウィルバーですが、今では見違えるほどの変身を遂げました。ふわふわの黒と白の美しいロングコートに、びっくりするほど長いおヒゲ!サンクチュアリの中でもトップクラスのサイズ感と存在感を誇っています✨

そして何より、彼はとってもフレンドリーな“社交家猫”。来客には自らご挨拶し、猫友達もどんどん増えていきました。お気に入りの過ごし方は、お友達をグルーミングすること。優しさに満ち溢れるウィルバーは、サンクチュアリにとってなくてはならない存在です。

愛護センターでの写真